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十年一昔、十把一絡げ

V6に関係するWEB上に漂う自分の記述(2000年~)をサルベージしたり、感想を書き直してみたり、何となくツイッターに連携できる形で書き直しています。偏りはあると思うので生暖かい目で眺めて頂けたら幸いです。

2007年の私と、2016年の私

ひとつ前のエントリー「好き、のかたち」に付随して。

個人的なことですが、少しだけ残しておきたいと思います。
ブイにしてもトキにしても、自担ではない人の結婚に際してなので、それも踏まえて読んで頂けたら幸いです。

 


私は基本、アイドルさんの結婚は賛成の立場でした。というか、今でも根っこの部分では賛成です。
特に何の疑問も持たず、「お父さんになった坂本さんが早くみたーい!」とファンになった頃からずっと言っていました。

そんな中、2007年9月末。
Voyagerコン初日の、井ノ原さんの結婚発表。
あの日私は会場でそれを生で聞いていました。
単純に結婚がおめでたいと思ったのと、本人の口から直接伝えてくれたことが嬉しくて、ちょっと泣きました。
一緒に入っていた母や友人とも喜んだのを覚えています。

けれど、私の周りには当然様子が違う人たちもいました。
MCからあとの記憶がない、と井ノ原担の知人が言っていたのが一番印象的でした。
義務感からか分からないけれど、その年のツアーでは割とどこの会場でも結婚の話題が出ていた印象があり、さすがにもういいんじゃない…?とツアー終盤に思ったことも覚えています。
あと、本人の字での報告ハガキ。
私はあれはあれでやっぱり嬉しかったんですけど、「ダメ押ししてくんな!」という反応も少なからず見かけました。

 

それから半年くらい後。2008年の3月。
SUGARツアーの初日の、山口さんの結婚と奥様ご懐妊発表。
その日も私は母と一緒に、会場でそれを生で聞きました。*1
え、子供!?とびっくりしましたけど*2、やっぱり生で聞けたことは嬉しくて。
そして、この日は別の席に仲良くしていた達也担の友人が、茂担の友人と入っていて。
終演後、母とは別れて友人達と合流する予定だったのに、いつまで経っても出てこなくて。
ようやく出てきた時には達也担の友人は顔面蒼白で、普通の状態ではないことははっきりと分かりました。
飲みに行ったお店で、「次はあなたたちよ…!」と言われたのもはっきりと覚えています(笑)。

 

で、友人のそんな姿を見てもなお、当時の私の中では「どうしてそこまで結婚に拒否反応を起こすのだろう」というのが疑問でした。
なので、そこから「自分は何故賛成するのか」を考えてみよう、「反対の人は何故反対するのか」を聞いてみよう(読んでみよう)と思いました。

まあ、今だからそんな整えて言ってますが、当時はもっと「何で賛成って気持ちを理解してもらえないの!?」くらいの勢いだったかもしれません(笑)。

私が何故賛成なのか、友人たちが何故反対なのか、は話すと長くなってしまうので今は端折りますが*3、「ああ…どんなに仲良くても、萌えポイントが近くても、友人達とこの話で共通見解を持つことはできないんだ…理解しあうことはないんだ…」くらいまでお互いの意見を出し合って、考えて。
最終的に、賛成の人もいるし、反対の人もいるし、でもどちらもそれぞれのスタンスでアイドルさんを「好き」なんだ、というところに落ち着きました。
どんなに仲が良くても、好きな人たちが同じでも、理解しあえないところは必ずある。
良くも悪くも、そうやって腑に落ちたことでその時は一度落ち着きました。

 

その後もいろんなファンの方と知り合って、仲良くなって、話をしていく中で、少しずつ見え方も変わってきて。

 

2016年11月29日。
あの白い封筒が届けられ、長野さんの結婚が発表されました。
私は、結婚そのものに対しては正直特に何も感じていないのですが、博担の友人達(の一部)や妹のことがただただ心配でした。
それはあの発表から3日経った今でも変わりません。
真っ赤に泣きはらした目をした友達を放っておけませんでした。

あと、私も変わったけど、WEBの世界の反応も変わりました。
2007年の時は、どちらかというと結婚に反対されてる方、拒絶反応を起こしてる方の方がWEB上で見かけることが多かったし、声も大きかった。
けれど今は、私見ですけど諸手を上げて賛成されている方のが多くいらっしゃるように思います。
いずれにしても自分はマイノリティなのか…まあ今も反対しているわけではないけれど、単純におめでとうとは思ってないことを考えるとマイノリティなのかな…?と考えてます。

 

「ファンなんだからお祝いしてあげるべき」
「おめでとうって言えない人はファンじゃない」
そんなことありません。好き、にはいろんな形があります。
個人的には法に触れないことと、本人や事務所、関係者に迷惑をかけていなければ(たとえ自分とは相容れない形だったとしても)好きは好きなんだと思います。

 

「反対してる人はおめでとうって言ってる人の気持ちがわからないように、おめでとうって言ってる人には反対してる人の気持ちなんて分からない」
考えないこと、遮断することは簡単ですが、結局自分の思考や視野も自分で止めてしまっているようでとても残念です。
あと、機会があれば、理解はできなくても知ることはできます。

 

喜ぶ気持ちも、悲しむ気持ちも傍で見て、感じるから、今の自分はとても複雑な思いです。
こんな気持ちになるなんて、2007年の私には想像もできませんでした。

 

結婚した当人たちに牙をむくのはお門違いですが、ファン同士で、特に悲しんでいる人たちに追い打ちをかけるようなことはしないでおいてほしいです。
悲しい気持ちは、時間くらいしか解決してくれないから…。

 

 

「次はあなたの番よ」に続き、「明日は我が身」と言われた私は、その「次」とか「明日」が来てほしいような、まだもうちょっといいやと思うような、やっぱり複雑な気持ちです。

*1:達也担の下の妹は学校の研修で海外に行っていて、「伝えるのは帰ってきてからでいっか」と放置したら妹は同行していたジャニヲタ後輩から聞いて「生で聞いてるはずなのに何で教えてくれないのさ!!!」と激怒しておりました…ごめんよ…

*2:ただしこの時は「夏に生まれます」と言って、実際には6月に生まれて早産とかでもなかったぽいので、後日また友人達との議論のネタになることに…w

*3:観点として「ステージに立つ側としての視点」と「ステージを作る側の視点」という違いがひとつの大きな違いとしてありました。これはまた機会があったら改めて。